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個人でもできる!サイト売買について解説!

個人でもできる!サイト売買について解説!

この記事では、サイト売買の基本的な知識や手順、注意点についてわかりやすく解説しています。「初めてでよくわからない」「個人でもサイト売買がしたい」という方はおすすめです。

サイト売買とは何か?

インターネット上で運営されているウェブサイトやドメインを売ったり買ったりすることです。

コロナ禍で多くの人が「在宅」で仕事をするようになりました。これはテレワークと呼ばれ、自分の時間や場所を自由に選べるというメリットがあります。

だからこそ、サイト運営やアフィリエイト収益を得たい人が増えているのは事実です。サイト売買の需要もその結果として増加傾向にあります。

サイト売買をする理由

  1. サイトを売って現金化する。
  2. サイトを売って手放す。
  3. サイトを買って収益化や成長させる。
  4. サイトを買って自分の趣味やビジネスに活用する。

理由は様々ですが、大きくこの4つが挙げれれるでしょう。

サイト売買は個人でもできるのか?

個人でもできます!ですが、そのためには、以下のことを知っておく必要があります。

  • 専門的な知識や経験

サイトの価値を評価したり、契約内容を確認したり、トラブルを回避し円滑に進めるためにはある程度の基礎知識を持っておくことをおすすめします。

  • 信頼できる仲介者やプラットフォーム

サイト売買はオンラインで行われるため,相手の正体や信用度が分からないことが多いです。そのため、サイト売買を仲介してくれて信頼できる業者やプラットフォームを利用することをおすすめします。

  • リスクが伴うこと

サイト売買は高額な取引になることが多く、またサイトの状況や収益性が変わる可能性もあります。そのため、サイト売買は慎重に検討し、自己責任で行いましょう。

【買い手目線】サイトの選び方と選ぶ基準

サイトの運営元を調べよう

サイトを購入する前には、サイトの運営元が信頼できるかどうかを調べることが重要です。サイトの運営元によって、サイトの品質や安全性が変わってきます。

サイトの運営元は、個人であれば売り手の名前やニックネーム、法人であれば会社名が記載されているはずです。また、運営元が実在するかどうかも確かめましょう。

運営元の情報を検索して、他の情報源と照合します。例えば、会社名や住所、名前、SNSのアカウント名などです。もし情報が一致すれば、運営元の信頼性が高まります。もし一致しなければ、売り手に問い合わせてみましょう。どちらにせよ、サイト売買に役立つことです。

セキュリティの状況を確かめよう

サイトを購入する前には、セキュリティ関連のことをしっかり確認することが大切です。なぜなら、セキュリティ対策が不十分なサイトは、個人情報の流出やマルウェアの感染などのリスクが高いからです。以下のようなポイントをチェックしましょう。

  • 暗号化通信の有無

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でデータを暗号化して送受信する技術です。URLが「https」で始まるサイトはSSLを利用しており、安全に通信できます。他にもTLS(Transport Layer Security)やSSH(Secure Shell)などの暗号化通信があります。

  • 二段階認証の設定

二段階認証とは、パスワードだけでなく、メールアドレスや電話番号などの別の手段で本人確認を行う仕組みです。二段階認証を設定しているサイトは、不正ログインを防ぐことができます。

  • ログイン履歴の確認

ログイン履歴とは、サイトにログインした日時やIPアドレスなどの情報を記録したものです。ログイン履歴を確認することで、自分以外の人がサイトにアクセスしたかどうかをチェックできます。

  • 個人情報保護方針の掲示

個人情報保護方針とは、サイトがどのように個人情報を収集・利用・管理するかを明記したものです。個人情報保護方針が掲載されているサイトは、個人情報の取り扱いに関して信頼できます。他にも、プライバシーポリシーや利用規約などの文書も確認しましょう。

確認しなかった場合のリスク

サイトを購入する前に、セキュリティ関連のことを確認しないと、以下のようなリスクに遭う可能性があります。

  • 個人情報の流出

個人情報の流出とは、サイトが保有する個人情報が第三者に漏れたり拡散したりすることです。個人情報の流出の原因は、サイトのセキュリティ対策が甘かったり、サイト運営者が悪意を持っていたりする場合があります。個人情報の流出の影響は、個人情報を悪用されたり、詐欺やストーカーなどの被害に遭ったりする場合があります。

  • マルウェアの感染

マルウェアとは、コンピューターやスマートフォンなどのデバイスに悪影響を及ぼすソフトウェアの総称です。マルウェアの感染の原因は、サイトが不正なコードやリンクを含んでいたり、サイトからダウンロードしたファイルが危険であったりする場合があります。マルウェアの感染の影響は、デバイスの動作が遅くなったり、データが消えたり、他のサイトやユーザーに攻撃されたりする場合があります。

  • フィッシング詐欺

フィッシング詐欺とは、インターネット上で偽のサイトやメールを使って、利用者の個人情報やクレジットカード情報などを盗み取る犯罪です。フィッシング詐欺は、日本だけでなく世界的にも増加しており、被害額は数百億円にも上ると言われています。

もしも購入したサイトが偽物だった場合、個人情報の変更やセキュリティソフトの導入などの対策が必要になります。そのような手間やリスクを避けるためには、購入前にサイトの信頼性や安全性をしっかり確認しておくことが大切です。「個人情報保護方針」に関しては、以下のサイトをご確認下さい。

確認:「個人情報保護方針(プライバシーポリシー等)」の公表に関する知識

売り手の実績を見てみよう

サイト売買を検討するときには、運営会社やセキュリティだけでなく、売り手の過去の取引履歴も確認しましょう。売り手がどんなサイトを売買してきたかや、取引相手との評判やトラブルがあったかなど、参考になる情報です。

もちろん、すべての情報が手に入るわけではありませんが、できる限り多くの情報を集めることが大切です。情報を集めることで、購入したいサイトに対する信頼度が上がり、サイト購入の成功率も高まります。

サイトの使い心地(User Experience)

サイト売買をするときには、購入するサイトの使い心地にも注意しましょう。使い心地が良いサイトなら、ユーザーが増えて収益も上がりやすいです。使い心地が悪いサイトなら、ユーザーが減って収益も下がりやすいです。

サイトの使い心地を判断するポイントは、以下のようなものです。

  • 検索機能は使いやすく、目的の情報を見つけやすいか?
  • 問い合わせ窓口は存在し、対応は迅速か?
  • ページは素早く読み込まれ、操作性は高いか?

これらのポイントは、運営会社やセキュリティ、売り手の情報と同じくらい重要です。信頼できるサイトでも、使い心地が悪ければ意味がありません。逆に、使い心地が良ければ、信頼感や満足度も高まります。

だから、購入前にはサイトの内部をチェックしてください。購入後に改善することもできますが、それには時間やコストがかかります。購入段階から納得できるサイトを選ぶことが大切です。

ここまで、サイトの選び方と選ぶ基準をご紹介しました。実際にサイトを購入する際には、多くの情報を比較検討する必要があります。

そのときに役立つポイントを抑えておくと、迷わずに決断することができます。スムーズかつ安心・安全なサイト売買への一歩を踏み出しましょう。

【売り手目線】売却サイトの価格設定

サイトの売却では、価格設定が最も重要な要素です。価格設定は、サイトの価値と市場の需要に基づいて行う必要があります。高すぎると買い手が見つからず、安すぎると利益を損なってしまいます。適正な価格を決めるためには、以下の2つのポイントを参考にしましょう。

  1. サイトの相場を調べる
  2. サイトの特徴を評価する

サイトの相場を調べる

一般的には、「月間収益の平均額×12~18か月」が売却価格の目安とされています。しかし、これはあくまで一例であり、必ずしも適用できるとは限りません。売却価格を決めるときには、市場の動向や競合サイトの状況なども考慮する必要があります。

相場に沿った価格設定をしても、すぐに買い手が見つからないこともあります。そのような場合は、売却金額を2割程度下げてみると良いでしょう。サイト売買は人と人とのやり取りです。臨機応変に対応することが、成功へのカギです。

サイトの特徴を評価する

一般的な売却価格の相場として「月間収益の平均額×12~18か月」とされていますが、実際の売却金額はサイトによって大きく変わります。より精度の高い価格設定をするためには、以下のような情報を考慮する必要があります。

  • ドメイン名

ドメイン名は検索エンジンのランキングに影響する可能性があります。適切なキーワードを含み、ユーザーの検索意図に合致するドメイン名は、サイトが検索結果で上位に表示されやすくなります。そのため、ドメイン名は売却価格にもプラスに働く可能性があります。

  • SEO対策

SEO対策はサイトのアクセス数や認知度を高めるために重要です。アクセス数が増えれば、月間収益も増加します。また、売却時には高い評価を得られる可能性も高まります。

  • 将来性

将来性は売却を検討するサイトの評価において、現在のアクセス数や月間収益だけでなく、「将来的に需要があるかどうか」、「競合サイトとの差別化ができているかどうか」などを判断することが必要です。

買い手のニーズに応える価格設定

サイトを売却する際には、一般的な売却価格の相場として「月間収益の平均額×12~18か月」という目安がありますが、それだけでは売れるとは限りません。

買い手が納得できる価格かどうか、買い手が支払いたいと思える価格かどうかが最も重要です。そのためにはサイト売買の市場を把握する必要があります。

自分の運営しているサイトのジャンルやトレンドを知っておくと、より適切な視点で買い手に対して価格設定ができます。

なぜなら、10年前のトレンドと今のトレンドは異なります。需要も技術の進歩により大きく変化しています。情報は簡単に入手できるようになりました。そのため、状況は常に変わっています。

しかし、「サイトを売ろう!」と決心すると、自分のサイトに対する思い入れや期待が強くなり、売り手目線になりがちです。

ですので、買い手目線を忘れずに適正な価格設定を心がけることが必要です。情報収集は基本ですが、常に買い手目線を意識して、ニーズに合わせた価格設定を行います。

「サイトを売りたい!」「サイトの価格がわからない!」という方は、以下のボタンから「簡単自動査定」を利用してみてください。必要な情報を入力するだけで、あなたのサイトの売却価格の目安を教えてくれます。価格設定の参考にしてくださいね。

サイト売買の流れ

サイト売買の流れは、まず買い手と売り手がそれぞれ自分たちの目的を設定します。その後、サイトを探す→交渉→契約→移管という一連のプロセスがあります。この記事では、買い手と売り手の両方の視点からサイト売買の流れについて紹介します。

【買い手】

A8M&Aのサイト購入の流れの図

買い手はまず、「何のためにサイトを購入するのか?」を考えてください。ビジネス用途なのか?趣味のためのものか?投資目的なのか?目的は十人十色です。目的を設定するからこそ、求めるサイトの性質や価値も変わっていきます。サイト購入の理由としては以下のようなものがあげられます。

  • 副業でお金を稼ぎたい
  • 個人や法人のブランドの知名度を広めたい
  • 今あるビジネスを拡大したい

次に、その目的に合うサイトを探します。探しているうちに複数の購入候補が挙がってくるでしょう。このタイミングで、複数のサイトを比較していきましょう。

同じジャンルでも値段の差はありますが、比較することでより違いが明確になります。少しでもお得にサイト購入を進めていきたいですね。

ある程度興味のあるサイトが絞れたら、売り手と交渉を行い、価格や条件などを決定します。この時に契約書に必要な項目や細かい条件を確認し、売り手と契約を結びます。

契約が成立したら、買い手は売り手に対して決済を行い、サイトの引き渡しを受けます。この際に、売り手から必要なドメインやデータ、設定ファイルなどを受け取り、買い手自身でサイトを運営するための準備をしていきます。

以上のような流れをまず把握することが、サイト購入をスムーズに進めるためにも重要です。詳しくは以下URLをご参照ください。

参照:購入の流れ

【売り手】

A8M&Aのサイト売却の流れ

売り手も同様に「目的設定」が重要です。サイト売買に限らず、共通認識として目的設定を忘れないようにしてください。サイト売却を行う理由を明確にした上で価格設定に進んでいきます。

次に、アクセス数や収益、SEOの評価、将来性などの情報収集を行い、サイトの価値を正確に把握します。情報収集と分析を行うことによって、サイトの売却金額設定がより最適化されます。

しかし、適切な売却金額を設定しても、誰の目にも触れなければ売ることが難しいです。要するに「売る場所」も重要です。以下に主な売却先の例をいくつか挙げてみます。

  • SNS
  • オークションサイト
  • サイト売買のプラットフォーム

個人間でSNSを活用しての売買は可能ですが、詐欺やリスクに遭う危険性が高いため、あまりおすすめはしません。

また、オークションサイトを利用する場合も、売却金額が不安定であり、予想以上に高くなったり安くなったりすることもあります。そのため、サイト売買の安心・安全な取引を行うためには、専門の仲介業者を利用することがおすすめです。

仲介業者を利用すると、彼らが運営しているプラットフォームやSNSを活用して、サイトの広報やマーケティングを効果的に行うことができます。これにより、多くの人にサイトを知ってもらいやすくなります。

もちろん、個人でもSNSやブログなどを活用して自分のサイトを広く宣伝することも可能ですが、仲介業者の存在はサイト売買の安全性を高めてくれます。彼らは売り手と買い手の間に入り、適切なマッチングや交渉のサポートをしてくれるため、信頼性やセキュリティの面でも安心感を与えてくれます。

要するに、個人間取引ではなく、専門の仲介業者を利用することで、安心・安全なサイト売買を行うことができるということです。

買い手が現れた場合、価格や条件などの買い手の要望に柔軟に対応することが必要不可欠です。契約書の内容も細部まで確認し、買い手と合意の上で契約を結びましょう。買い手との交渉が成立し、契約が結ばれたら、売り手は買い手からの決済を受け取り、サイトの引き渡しを行います。このとき、ドメインやデータ、設定ファイルなど必要なものを買い手に提供し、スムーズな引き渡しができるようにしましょう。

以上が、サイト売買を行う際の大まかな流れです。売り手と買い手は双方とも、十分な準備と注意を払ってスムーズな取引を進めることが重要です。

参照:売却の流れ

サイト売買の注意点

オンラインビジネスの需要が高まっている中で、サイト売買市場も活発になっています。しかし、それに伴ってリスクや詐欺も増えているという声も聞かれます。サイト売買をするなら、「安心・安全に取引したい!」「損したくない!」というのは当然の気持ちです。そこで、サイト売買の注意点について解説します。

【買い手】

買い手には以下の注意点があります。

  • 悪質なサイト
  • サイトの比較
  • 売主とのコミュニケーション
  • 契約書

悪質なサイトには要注意です。売り手が開示している情報をそのまま信じるのではなく、買い手自身もサイトの情報収集を行って正確に確認しましょう。特に、収益やアクセス数については、売り手が提供する情報だけでなく、サイトのアクセス解析や広告収入などもチェックすることが望ましいです。

また、購入するサイトについては他のサイトとも比較しましょう。開示された情報だけでは信憑性に欠ける場合があります。買い手は自分を守るために、比較することで違和感に気づくことができます。将来的な運営面も考慮に入れて、冷静に判断しましょう。

サイトの売買価格や条件についても、積極的に売り手と交渉しましょう。自分が納得できる条件を提示し、相手と妥協点を見つけることも大切です。オンラインビジネスですが、相手は人間ですので、コミュニケーションは必須です。話し合うことで、信頼関係も築けます。

最後に、契約書については注意深く確認しましょう。内容をよく理解し、特に価格や引き渡し条件、返金条件などについて正確に把握してください。後々トラブルが起きた際に損をしないように、細心の注意を払いましょう。契約書の確認すべきポイントについては下記コラムをご参照ください。

参照:サイト売買でも契約書は必要!確認すべきポイントを解説

サイト売買において、仲介業者を利用すると以下のようなメリットがあります。

  1. 審査を経たサイトが登録されている。
  2. プラットフォームのため、登録サイトが多数。
  3. 売主に代わって仲介を進めてくれるケースもある。
  4. 契約書作成の代行

以上の①~④の理由から、仲介業者を使うことで、サイト売買の際の注意点を一気に解決できます。どれにすればいいかわからない方は以下のサイトを参考にしてください。わかりやすく仲介業者を解説しております。

参考:2023年版|WEBサイト売買サービス厳選10種を徹底比較!タイプ別おすすめ・アカウント仲介業者一覧

【売り手】

売り手としては、以下の点に注意する必要があります。

  • 悪質な買い手
  • 法律
  • 適切な価格設定
  • 税金

悪質な買い手からの被害を防ぐためには、買い手の情報を事前に確認し、取引には慎重に臨むことが必要不可欠です。クレジットカードの不正利用や偽の振込などが報告されていますので、注意が必要です。

また、著作権法や商標法などの法律に関わる問題もありますので、売り手は自分が提供するサイトの著作権や商標権などに関してもしっかりと調べて把握しておきましょう。法律違反をしてしまうと、責任を問われる可能性があります。

さらに、適切な価格設定は売り手にとって重要です。誤った価格設定をしてしまうと、買い手がつかなかったり、維持費ばかりがかかってしまったりします。ですから、情報収集をして適切に売却金額を設定することが必要不可欠です。

「契約書」についても苦手意識を持っている方が多いかもしれません。仲介業者に代行してもらっている人はあまり感じる場面は少ないかもしれませんが、個人間でのやりとりだと、契約書や法的なやり取りの負担がユーザーに直接かかってきます。

契約書には、売買の条件や期限、支払方法、引き渡し方法、返金条件などが含まれるため、簡易に作成することはリスクがあります。契約書を正確に作成することで、買い手とのトラブルを未然に防ぐことができます。苦手な人はA8M&Aのような仲介業者を利用しましょう。契約書の作成代行を行っているところがほとんどですので、より気軽にサイト売買ができるようになります。

売り手が気になるのはサイト売買後の税金でしょう。結論から言うと税金はかかります。詳しいことは以下のコラムをご参照ください。

参照:サイト売買に税金はかかる?個人と法人の違いを解説

まとめ

サイト売買は、個人でも行えるビジネスの1つです。買い手と売り手は、それぞれ一定の流れに沿って、交渉や契約を行います。しかし、オンラインビジネスであるがゆえに、リスクもつきものです。個人間でのやり取りよりも、サイト仲介業者を利用することで、よりスムーズな取引を目指しましょう。